アンナチュラルの好きなところ 2

※この記事には、ネタバレがあります。



はてなブログに上がっているアンナチュラルの感想記事を読みながら、圧倒的な熱量で書き記されたものに感動しました。

『アンナチュラル』最終回感想。このドラマのテーマやメッセージは何か。たまたま生きる我々ができることは何か。 - ジゴワットレポート
id:slinky_dog_s11

こういう文章を書ける人に心底憧れます。9話の記事のLemonの部分、うっかり泣いてしまいました。
(ブログ初心者なので、引用の手順が間違っていたらご指摘ください。)

自分は月並みな文章しか書けないなぁと思いながら、淡々と指を動かしています。



さて、本題。

アンナチュラルの好きなところ 2
〈お仕事もの×バディもの-恋愛要素〉

なんでこんなにアンナチュラルの世界が好きなんだろう?と考えた時に、これだ!!と気づきました。

アンナチュラルは戦隊もののように、UDIの5人(坂本さん入れたら6人か。笑)のチームワークの良さが光りますが、具体的には一人対一人の関係性が素晴らしいと思います。

ミコトと東海林
ミコトと中堂
ミコトと六郎
ミコトと神倉所長

組み合わせを上げると切りがないので、ミコト中心にまとめましたが、皆お互いの仕事や能力を信用していて、所長という存在(役割)を信頼しています。

UDIは一人のメンバーでは成り立たない。法医解剖医がいて、臨床検査技師がいて、記録員がいて、矢面に立つ所長がいて、様々な場面において、相手に自分の仕事のその先を委ねることが必要で、かつ、それが可能である。
相手の仕事ぶりや能力を信頼している証拠ですよね。

仕事上での信頼関係を元に、きちんと人間としての関係性が成り立っている格好良さ。こういった職場に憧れない人はいないのでは?と思います。

そして、個人的には、そこに恋愛関係が介在していないことが、すごく心地よいです。異性であっても、同性であっても、等しく関係性を構築できているUDIのメンバーが羨ましいと思います。

実際に働いていると、どうしても性別的な役割を果たさなければならない場面があります。それは、決して強制されたわけではなく、そのほうがうまく回ると思ってついやってしまうのですが、UDIではそういった場面を見ることが少なかったと思います。

女性としての役割、男性としての役割ではなく、それぞれの仕事上の役割を全うすることで、UDIという職場が成り立っている。

当たり前かもしれない職場の風景が根底にあって、その上で物語が進んでいくのがすごく好きなところだなぁと、この記事を書き始めてから気づきました。

だから、UDIのメンバーが誰一人欠けることなく、この相関図のまま、物語が終わりを迎えられて本当に嬉しかったです。
http://www.tbs.co.jp/unnatural2018/chart/
坂本さんも無事に帰ってきて、良かったです。人手不足は職場の労働状況を悪化させますからね。



アンナチュラルの好きなところ 3はあるのか?ないのか?
まだ私にもわかりません。

いろんな方の感想を読んで、ストーリー展開や伏線の置き方の凄さとか、主題歌のかかるタイミングを絶賛する記事に満足してしまったので、それらに書かれているようなことを書く意味があるのか若干わからなくなってきました(笑)
また、自分の言葉で表したいことを思い付いたら書こうと思います。